株式会社ディー・オー・エス

ソフトウェア開発会社、ディー・オー・エスの新入社員が、様々な出来事を通して「学生」から「社会人」に成長していく様子を記録しています。

どうぞ、温かい目でご覧ください。

目標設定とは?

投稿者: ずきお

目標 = 自己の能力(見立て) + 努力


皆様こんにちは、ずきおです。

突然ですが、「目標管理」という言葉を知っていますでしょうか?


「目標」という言葉と「管理」という言葉、
別々に見ると、それぞれの意味は直ぐに思い浮かぶと思います。


では「目標管理」という言葉になると、
実はマネジメント法の一種を指すことになります。

今回は、そんな目標管理ついてお話ししたいと思います。


ディー・オー・エスでは、
年度毎に今年度の目標というもの
「会社」「部署」「個人」で掲げており、

会社の目標を達成するために部署で目標を掲げ、
部署の目標を達成するために個人で目標を掲げる、
といったことが行われています。


では、今年度の私の目標は何かと言いますと
「プログラミング技術の向上!」


と言いたいところなのですが、
そんなに簡単にはいきません。


目標「管理」という言葉の通り、
目標を掲げるだけではなく、管理を行う必要があるからです。


先ほどの言葉では、
プログラミング技術がどこまで向上すれば、
目標達成なのか明確でありません。

より身近な例を使いますと、

「目標は、来年までに痩せることです!」
ではなく、
「目標は、来年までに10キロ痩せることです!」

とした方がいいのは明らかですよね。


また、もう一つ重要な要素として、
目標達成の「手段」を考える必要もあります。


見出しでも書かせていただいたのですが、
目標は、何もしなくてもいずれ達成するものではなく、
努力をして初めて到達するものを考える必要があります。

そして、努力と一口に言っても、様々な方法があり、
人に言われたから行う努力よりも、
自分で努力の方法、つまり手段を考えることで、
より効率的に目標達成が出来ます。


先ほどの続きでいくと、
10キロ痩せるためにはと考えると
・食事量
・食事の時間
・食事の種類
・運動量
・運動の種類
・サプリメント etc...
と様々ことが考えられますが、

その中で自分に合った方法を考え
 ・週に3回2時間ジムに行く
 ・1日の摂取カロリーを2300kcal未満にする
といった手段を決めることで、
やっと目標管理の土俵に立てることになります。


さてここまで、長々と書いてきましたが、
何が言いたかったのか、といいますと、
目標を決めるということは、
大変なことだということです。

学校では、特別な目的が無い場合、
目標と手段を自分で考えるということは、
ほとんどありませんでした。

しかし、社会人として働くにあたって、
「自分で考えて成長すること」
というのはとても大事なことだと思います。


そして恥ずかしながら、
今回、目標を考えるにあたって、
こんなに目標と手段が思い浮かばないのか、、、
と少々落胆することがあり、

昨年は「自分の努力で成長していこう!」
という意識が欠けていたと実感しましたので、

今回目標を考えたことをきっかけに、
今後、より自分の成長を考えられるように、
努力していきたいなと思い長々と書いた次第です。


「目標管理をする」と考えると、
少し大げさになってしまうかもしれませんが、
目標と手段を明確に考えることは、
普段から役立つことだと思いますので、

私のようにぼんやりと目標だけ考えがちな方は、
具体的に考えてみてもいいかと思います。


それでは、今回はこれくらいで失礼いたします。
とても長かったですが最後まで読んでいただきまして、
誠にありがとうございました。
次回もよろしくお願いいたします。

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(蛇足)目標管理という考え方について、

「目標管理」はマネジメントの父とも呼ばれるP.F.ドラッカー氏が、
①自らの能力を十分に発揮できるのは、自らが達成したいと思う目標をもち、それにチャレンジする時
②組織と社員が同じ目標を一致させることで、組織の効率が上がる
などといった考えた方から提唱したものです。

私が説明するには、知識が不足しておりますので、
詳細な内容をお伝えすることが出来なくて申し訳ないのですが、
興味のある方はネットや書籍で調べてみても面白いと思います。


また、数年前にブームとなりました、
『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』
という書籍でも題材として出てきますので、
専門書を読むのはちょっと面倒だという方は、
上記の本を読まれても面白いと思います。

(私も読んだことがあり、
 考えを活用することは出来ていませんでしたが、
 知識として考え方を知るにはとても良かったと思いますので、
 ちょっと興味があるという方にお勧めです。)

日時: 2017年5月26日 13:18

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